【厄年に絶対やらない方が良い事】

2020.05.22


【厄年に絶対やらない方が良い事】

普段は占いやスピリチュアルには興味を持たないような方でも、なんとなく気にしてしまうのが、厄年なのではないでしょうか。

 

でも、厄年っていったいどういったものなの?

 

厄年に気を付けなくてはならないことってあるの?

 

など、疑問がある方も多いかもしれませんね。

 

そこで、厄年を災いなく過ごすためのポイントとして「やらないほうがいいこと」を中心にお話しをしていきたいと思います。

 

【今さら聞けない?!厄年ってなに】

 

厄年というのは、平安時代の陰陽道によって、男の数え年四十二、女の数え年三十三などの年齢に災いにあいやすいと言われているものです。

 

平安の時代には、体調の変化や病気などはすべて「鬼」のしわざだと思われていました。

 

陰陽師の映画や本などみても、かならず「鬼」が出てきて、人々に災いを与えている様子が描かれています。

 

ただ、誰もかれもが鬼からそのように災いを受けるわけではありません。

 

体が弱っているときや、ストレスの多いときなど、なんらかの「タイミング」が鬼を引き寄せやすくなると言われていました。

 

年齢的にホルモンバランスの変化や生活環境による影響から、心身の変調をきたしやすい時期、それこそが「鬼を引き寄せるタイミング」だと言われています。

だから、厄年には、体調を崩して病気になりやすいと言われているのです。

 

自分の生活習慣や周囲の環境などに配慮をしてくださいね。

 

さて、厄年は数えの年齢とされていますので、生まれた年を1歳として満年齢に足す年齢です。

 

本厄の前の年を前厄、本厄の後の年を後厄といい、男女それぞれ異なっています。

 

・男性の厄年~24.41.60歳(前)25.42.61歳(本)26.43.62歳(後)
・女性の厄年~18.32.36歳(前)19.33.37歳(本)20.34.38歳(後)

 

一般に”男性42歳、女性33歳が「大厄」”と言われ、最も気を付けなければならないとされています。

 

【厄年にやらないほうがいいこと教えて!】

 

前厄、本厄、後厄の時期は、体の変調が起こりやすく、生活環境の変化がともないやすい年齢。無理に物事を行わないほうがいいとされてきました。

 

そのため、やらないほうが良いことしては、「結婚」「出産」「引っ越し」「家を建てる」「何かを始める」が挙げられます。

 

ところが、最近では、出産は邪気を一緒に追い払うことができると言われるようになりました。また引っ越しも同じように邪気払いできるというように言われています。

お伝えしたように、厄年にそれをしたから運が悪くなるというものではありません。変化期に変化を重ねると、無理をしてダメージが起こりやすいということです。

だから、もし何も知らずにそれらをすでに行っていた場合でも、不安に思う必要はありませんよ。

 

平安の時代と現在では、医療が違えば食生活も異なるため、それほど気にすることはありませんので、安心してください。

 

とはいえ、ホルモンバランスの変化や生活環境の変化が訪れやすい時期ということは間違いありません。

 

厄年には、無理をせず、変化に変化を重ねることはなるべく控える、今まで大丈夫だったからと甘く考えず、慎重に気を付けて生活するということは覚えておいてくださいね。

 

【厄年だからこそやっておきたいこと】

 

深刻になりすぎないポジティブな感覚を手に入れることです。

 

仕事にせよ家族関係にせよ、トラブルやサプライズが起こる年齢でもあることを意識してください。

 

「だったらこうして過ごしてみようかな!」という、意識を変える「改革期」してくださいね。

 

厄年にわざわざ新しい物事に着手するのではなく、「厄が明けたらなにをしよう!」という計画を立てる「成長期」にするのもいいでしょう。

 

【まとめ】

 

厄年にしてはいけないこと。

 

焦って何かを始めようとする。

 

人生の変化期を受け入れずに我を通す。

 

身体の声を聞かずに、無理をする。

 

昔の日本人は、厄年だけでなく、季節の変わり目や、昼から夜に変わる夕刻など、変化のポイントには、魔が入る時考えていました。

 

だからそのような時は、油断せず、無理をせず、我を通さずが大切。

 

これは生きる知恵のようなもの。

 

厄年は現代社会に生きる私たちにとって、おまじないのような感覚ではなくて「前向きに過ごす確認作業」と捉えるのもいいかもしれません。

 

無理に新しいことを始めたりせずに、日々の暮らしを積み重ねていく丁寧さというものを習得する。それが一番大切なことなのです。