2025年7月20日、参議院選挙の日。四柱推命で「この日の流れ」を読み解いてみたら…?
2025.06.30
2025年7月20日(日)は、日本で参議院選挙が行われます。
この日は、社会にとっても私たち一人ひとりにとっても、「選ぶ」というテーマが色濃く流れる日。そんな特別な一日を、東洋の叡智・四柱推命の視点から読み解いてみました。
今回は、生まれた時間がわからなくても使える「三柱」(年・月・日)をもとに、その日の「気の流れ」を読み解いていきます。
選挙という大きな選択の裏に、どんな気が流れているのか。そしてそれが、私たちの心や日常にどう響いてくるのか。ぜひ最後までお読みください!
この日の命式(2025年7月20日)
- 年柱:乙巳(きのと・み)
- 月柱:癸未(みずのと・ひつじ)
- 日柱:庚寅(かのえ・とら)
この日の主役となる日干は「庚(かのえ)」。庚は刀や斧など、鋭い金属を象徴し、「改革」や「決断力」を意味します。
日支「寅(とら)」は、春のはじまりを告げる木の気。新しい生命の動き出し、前進する力を秘めています。
庚寅は「変革と突破」のエネルギーを持つ干支。古いものを断ち、新しい選択へと向かう流れが、まさにこの選挙の日にふさわしい配置です。
干支の組み合わせに見る“国民の気持ちのゆらぎ”
この日の天干は
- 年柱:乙(木)
- 月柱:癸(水)
- 日柱:庚(金)
この3つを五行で見ると:
つまり、「鋭い意見」が「民意」や「感情の波」を引き起こすような構図とも言えます。
この日、誰かのひと言がSNSなどで大きく取り上げられ、一気に支持や反発の流れが変わる、というような出来事も起こりやすいかもしれません
また、乙(木)はしなやかで理想的な思考を表しますが、庚(金)によって切られることで、理想よりも現実的・実利的な判断に人々の意識が傾きやすくなるでしょう。
地支に潜む“すれ違い”のサイン
この日の地支(動物の部分)は以下の通り:
- 年柱:巳(火)
- 月柱:未(土)
- 日柱:寅(木)
一見バラバラなこの3つの関係性を見ていくと、やや不安定な雰囲気が感じられます。
これは「すれ違い」「誤解」「表面上は協力しているが裏では意図が異なる」といった関係性です。協調したくても微妙にかみ合わず、違和感や温度差が残ることも。
五行では火と土の順行関係にありながらも、十二支では異なる季節・性質を持つため、連携しづらさや足並みの乱れが起きやすい配置です。
つまり、理想(寅)が現実(土)に押し戻されるような、葛藤や停滞感が含まれます。
これらを総合すると。
「一見まとまっているようで、内側では調整が続いている」
「強い方針が示されても、足並みがそろわない」
そんな空気感を読み取ることができます。
こうした背景から、「ねじれ国会のような構図が生まれる可能性もある」と読むことはできますが、これは単なる対立ではなく、多様な意見が交錯し、模索が始まる兆しとして捉えるのが自然でしょう。
年柱「乙巳」──変化の中でしなやかに進む
2025年の年干支は「乙巳(きのと・み)」。
乙はしなやかに伸びる草木、巳は燃えるような火。
この組み合わせは、「やわらかくも芯のある変化」や、「古いものを焼き払って新しい芽を育てる」ような、再生と変革の年を象徴しています。
その流れに、日柱「庚寅」という切り拓く力が重なるこの日は、社会の流れが本格的に“次のステージ”へ動き出す節目とも言えるでしょう。
個人にとっても「選び直す日」
選ばれるのは候補者だけではありません!私たち一人ひとりもまた「何を信じ、何を選ぶか」が問われる日です。
庚寅という日干支は、「突破力」と「勇気」の象徴。
迷っていたことを決める、新たな一歩を踏み出す。そんなことにもぴったりの1日です。
おわりに
2025年7月20日。
この日は、政治にとっても、私たち個人にとっても「選ぶこと」がテーマの日。
社会がどこに向かっていくのか。
そして、自分自身はどんな未来を選んでいきたいのか。
どちらも、「今ここでの選択」がその先を大きく左右していきます。
どうぞ、自分の中の小さな声を大切に。それが、未来の光につながっていきますように。