『正月から良いスタートを切る為の開運準備法』
2020.11.19
みなさんは、新しい年を迎えるにあたり、何か意識していることはありますか?
年末が近づいてくると、その年を振り返り
「来年こそはいい年にしたい!」
と、前向きな気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
そこで、お正月から運気をアップすることができる、年末年始の開運準備法をご紹介しましょう。
【開運はもう始まっている!お正月準備はこの日から】
みなさんのお正月準備は、だいたいいつごろから始めているでしょうか。
特別に意識せず大晦日までに揃えている、という方も少なくないと思いますが、実は準備に適した日があるのをご存じですか。
新しい年をよりよくスタートさせるために、「正月事始め」という日があります。
もともとお正月の準備はだいたい12月中頃から始めていましたが、婚礼以外は大吉とされている「鬼宿日」である12月13日が、年神様をお迎えする準備に適していると言われるようになりました。
また、12月8日の「事八日(ことようか)」を事始めとして、年神様をお迎えする準備をしている地域もあります。
これらの日はすす払いや松迎などの準備を始めるにふさわしいでしょう。
今年はお仕事やおうちの仕事の合間をみながら、13日あたりから正月準備を始めてみてはいかがでしょうか。
【鏡餅や正月飾りはこの日に飾ると開運!】
鏡餅や正月飾りを飾るタイミングは意識していますか?
正月飾りはご近所さんの玄関をみて同じタイミングで飾ってます、という人もいるかもしれませんね。
人によっては仕事が忙しくて大晦日になってから飾る場合もあるでしょう。
また「とりあえず年越し前であればいいんでしょ?」という人もいるかもしれませんね。
でも、「新しい年は開運スタートでいきたい!」と思っている場合には、どうしたらいいでしょうか。
それはズバリ「12月28日」がおすすめです。
28日は「二重に末広がり」ということで、とても縁起がいいのです。
鏡餅も正月飾りも28日に飾ってくださいね。
また、逆にこの日は避けた方がいいという日も存在していますよ。
それは29日と31日です。
29日は「二重苦」の日で縁起が悪いと言われています。
また大晦日の31日に飾ると「一夜飾り」と言われ、神様にとても失礼に当たるのです。
しかも、新しい年の年神様は大晦日にはすでにやってくると言われています。28日に飾ることを意識してくださいね。
【おせち料理は食べるタイミングが分かれ道?】
おせち料理を食べるタイミングは、実は地域によって異なります。
東北や北海道では大晦日の夜に食べていまるんですよ。その他の地域では元旦に食べているのではないでしょうか。
もともと、おせち料理は江戸時代の後期以降にお正月に食べる習慣が定着するようになったのですが、それまでは 新年を迎える行事食として大晦日に食べられていた記録があるようです。
ですので、地域によって正しいとか間違いがあるというのではなく、こうした習慣がいつまで続いていたのかによるのかもしれませんね。
さて、そのおせち料理ですが、それぞれ縁起担ぎがあるので、一部をピックアップしてみましょう。
・紅白蒲鉾
蒲鉾は「日の出」を象徴するもの。紅は「めでたさと慶び」を、白は「神聖さ」を表しています。
・栗きんとん
黄金色に輝く財宝に見立て、豊かな1年を願うお料理です。
・黒豆
「まめ」は健康を意味する言葉で「まめに働く」などともいわれています。
・昆布巻
昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、縁起がいいとされています。
【おわりに】
お正月を開運のスタートにするために、正月準備の吉日や正月飾りについてのお話しをしました。
ではここで最後に、それらの準備をパーフェクトにする方法をひとつご紹介して締めくくりたいと思います。
それは「元日はゆったり穏やかに過ごすこと」です!
お金を使うと散財する年になり、けんかをするとトラブル多発の年になると言われています。
開運を目指すみなさま、ぜひ参考にして良い年をお迎えくださいね。